パノラマX線画像のMCI分類に挑戦しよう! (読影クイズ)|骨と歯の健康連携ポータル

パノラマX線画像のMCI分類に挑戦しよう! (読影クイズ)

ナレッジ

 

 

◇はじめに◇

 

本記事では、「歯科パノラマX線画像のMCI分類とは?」という記事でご紹介しましたMCI分類の実践編としてクイズに挑戦ができます。

上記記事をまだお読みでない方は、是非ご一読ください。

 

 

◇クイズに挑戦◇

 

パノラマX線像でオトガイ孔下方の皮質骨をMCI13型に分類してください。

 

1型: 両側皮質骨の内側表面がほぼスムース

2型: 皮質骨の内側表面が不規則となり、内側近傍の皮質骨に23の線状吸収を認める

3型: 皮質骨全体に渡り、高度な線状の吸収と皮質骨の断裂を認める

 

 

パノラマX線像は、ランダムに5枚登場します。

歯科放射線のベテラン指導医三名が判定したMCI分類を正解としています。

使用されるX線画像は、患者様の許可を得たものです。

 

 

◆第1問◆

 

 

 

◆第2問◆

 

 

 

◆第3問◆

 

 

 

◆第4問◆

 

 

 

◆第5問◆

 

 

正解はこちら

 

 

◆第1問◆ MCI1型

 

 

◆第2問◆ MCI2型

 

 

◆第3問◆ MCI3型

 

 

◆第4問◆ MCI1型

 

 

◆第5問◆ MCI2型

 

 

 

◇最後に◇

 

いかがでしたでしょうか。難しかったでしょうか?

 

MCI分類についてはAIが自動解析し、顎骨脆弱度評価を支援する研究用ソフトウエアも開発されており、複数の地域で実証研究が進んでいるところです。

ソフトウエアについてご興味のある方は、是非下記までお問合せください。

▼お問合せ先

骨と歯の健康連携ポータル事務局:support@honetoha.jp

 

 

 

監修:勝又 明敏 先生

 

 

朝日大学歯学部歯科放射線学分野 教授

 

 

【略歴】

1987年 朝日大学 歯学部 歯学科 卒業

1987年 朝日大学 歯学部 助手(歯科放射線学)

1996年 朝日大学 歯学部 講師

1998年 朝日大学 歯学部 助(准)教授

2011年 朝日大学 教授(現在に至る)

 

【所属学会等】

日本歯科放射線学会

日本歯科人工知能研究会 (代表理事)

 

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